シニア向けeスポーツ大会、全国47都道府県で同時開催へ - TechCrunch Japan

一般社団法人日本シニアeスポーツ連盟は6日、60歳以上を対象とした全国規模のeスポーツ大会「シルバー・ゲーミング・チャンピオンシップ2025」を12月に開催すると発表した。47都道府県で予選を実施し、各地の優勝者が東京で行われる決勝大会に出場する。

競技タイトルは、認知機能トレーニング効果が実証されているパズルゲーム「ブレインクエスト」と、戦略性の高い対戦ゲーム「将棋オンライン」の2種目。参加費は無料で、オンラインでの事前登録制。各会場には医療スタッフも配置され、健康管理も徹底する。

昨年の第1回大会には全国から3,000人以上が参加し、大きな反響を呼んだ。eスポーツは、反射神経、判断力、戦略的思考を刺激するため、認知症予防効果が期待されており、高齢者の社会参加や世代間交流のツールとしても注目されている。優勝者には賞金50万円と、協賛企業提供の最新ゲーミングデバイスが贈られる。大会の模様は専用サイトでライブ配信される予定。